必要換気量の計算(二酸化炭素濃度の基準)
必要換気量 = 在室者が1時間に吐き出す二酸化炭素の量 ÷ (室内の基準濃度 − 外気の濃度) で求めます。濃度はppmでも%でも入れられるよう、ppmで計算しています。
分類安全・衛生根拠建築物環境衛生管理基準更新2026-10-14
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二酸化炭素の発生量—
濃度差—
換気回数—
1人あたりの換気量—
入力例
在室20人・1人あたりの呼出量0.018m³/h・基準1,000ppm・外気400ppmの場合、二酸化炭素の発生量は 20 × 0.018 = 0.36m³/h、必要換気量は 0.36 ÷ (1,000 − 400) × 1,000,000 = 600m³/h です。室容積が200m³なら換気回数は3回/hです。
計算式
必要換気量 Q[m³/h] = M ÷ (Ci − Co) × 1,000,000
M = 在室人数 × 1人あたりの呼出量[m³/h]
Ci: 室内の基準濃度[ppm] Co: 外気の濃度[ppm]
最大人数 = Q × (Ci − Co) ÷ 1,000,000 ÷ 1人あたりの呼出量
換気回数[回/h] = Q ÷ 室容積
%とppmの換算
| % | 0.03% | 0.04% | 0.1% | 0.5% |
|---|---|---|---|---|
| ppm | 300 | 400 | 1,000 | 5,000 |
注意
- この式は、二酸化炭素だけを指標にした考え方です。燃焼器具や有害物質がある室は、別の基準で換気量を検討します。
- 実際の換気設備では、外気の取り入れ方やすき間風で効率が変わるため、余裕を見込みます。
よくある質問
1人あたりの二酸化炭素の呼出量はいくつにしますか?
作業の強さで変わります。衛生管理者試験では 0.018m³/h がよく使われます。学校施設の資料では大人0.022m³/hとする例もあります。
外気の二酸化炭素濃度は?
近年はおおむね400ppm(0.04%)前後です。古い問題では300ppm(0.03%)とするものもあるので、問題文の値を使ってください。
基準の1,000ppmの根拠は?
建築物環境衛生管理基準では、二酸化炭素の含有率を1,000ppm(0.1%)以下としています。
換気回数とは?
1時間に室の空気が何回入れ替わるかで、必要換気量 ÷ 室容積 で求めます。
根拠・出典
- 建築物における衛生的環境の確保に関する法律 施行令(建築物環境衛生管理基準: 二酸化炭素 1,000ppm 以下)
- 衛生管理者試験の必要換気量の計算(在室者の二酸化炭素呼出量 ÷ (基準濃度 − 外気濃度))
本ページは規程・指針の本文を転載せず、計算式と考え方を要約しています。設計・申請には必ず原文と所轄(水道事業体・下水道管理者・電気事業者など)の基準で確認してください。
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最終更新: 2026-10-14