受水槽・高置水槽の容量と揚水量の計算

1日使用水量 = 人数 × 1人1日あたりの給水量 から、受水槽と高置水槽の有効容量の目安を出します。単位給水量と使用時間は用途を選ぶと目安が入り、自由に変えられます。

分類給水・ポンプ根拠SHASE-S206-2019更新2026-10-06
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1日使用水量 Qd—
時間平均 Qh—
時間最大 Qm—
瞬時最大 Qp—
受水槽の範囲(0.4〜0.6)—
高置水槽の有効容量—
揚水ポンプの吐出量(目安)—

入力例

事務所で在勤者200人・1人1日100L・使用時間9時間なら、1日使用水量20m³、時間平均2.22m³/h、時間最大(×2)4.44m³/h。受水槽は8〜12m³(1/2なら10m³)、高置水槽は時間最大の0.5〜1時間分で約2.2〜4.4m³です。

計算式

1日使用水量 Qd[m³/日] = 人数 × 単位給水量[L] ÷ 1000 + その他 時間平均 Qh[m³/h] = Qd ÷ 使用時間 時間最大 Qm[m³/h] = Qh × (1.5〜2.0) 瞬時最大 Qp[L/min] = Qh × (3〜4) × 1000 ÷ 60 受水槽の有効容量 = Qd × (0.4〜0.6) 高置水槽の有効容量 = Qm × (0.5〜1.0)h 揚水ポンプの吐出量 = 高置水槽を時間最大で満たせる量(Qm を L/min に換算)

単位給水量の目安

用途1日あたりの給水量使用時間算定の単位
戸建て住宅200〜400 L10 h居住者1人
集合住宅200〜350 L15 h居住者1人
事務所60〜100 L9 h在勤者1人
小中学校70〜100 L9 h生徒・職員1人

一般的な設計資料に載っている目安です。建物ごとの実績・運用で必ず見直してください。

注意

よくある質問

受水槽の容量はなぜ1日使用水量の4/10〜6/10なのですか?

容量が大きすぎると水が滞留して残留塩素が減り、水質が悪くなるためです。一方で断水や配水管の水圧低下時にも一定時間給水できるよう、半日分程度を目安にしています。水道事業体によって基準が決められていることが多いので確認してください。

時間最大予想給水量の倍率(1.5〜2.0)はどう選びますか?

使用が特定の時間に集中する建物(住宅の朝夕、学校の休み時間など)ほど大きめに見ます。一般には時間平均の1.5〜2.0倍です。

単位給水量はどこまで信用できますか?

表の値は設計の初期段階で使う一般的な目安です。実績値や、建物の運用(厨房・空調用水・洗車など)の有無で大きく変わるので、実際の設計では個別に積み上げてください。

根拠・出典

本ページは規程・指針の本文を転載せず、計算式と考え方を要約しています。設計・申請には必ず原文と所轄(水道事業体・下水道管理者・電気事業者など)の基準で確認してください。

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最終更新: 2026-10-06